パリ7区の、アンバリッド・ロダン美術館・首相官邸にも近いリッチな地区。
最寄のメトロの駅と、同名のサン・フランソワ・グザヴィエSt François xavier教会。
バビロン場通りにたたずむ異色の映画館、ラ・パゴド。
参考http://www.hitoriparis.com/eiga/lapagode.html
残念なことに、今週水曜日にて閉館となります。
スケッチ会の方が、月曜の10時から14時まで、館内と庭の記念スケッチを
許可されたので有志数人でスケッチに行きました。
パリに来て数年間は、結構出かけていた映画館ですが、段々と行かなくなって、
この名物映画館パゴダにも、そのうち一度は行こうと思いながら行けずにいました。
が、いざ入ってみると、今まで行かずにいたことを凄く後悔しました。
豪華でいてアットホーム、古きよき時代のそのままの佇まいです。
創始者の趣味の、中国それもかなり古い時代の、銅鑼がじゃーんと聞こえそうな
こてこてのデザインで固められた映画館。
日本の鶴や桜などもちりばめてあり、古きよき時代にタイムスリップする
佇まいが、今時新鮮で泣かせます。
もともとは映画館ではなく、私邸→レストラン→映画館になったのですが。
同じ映画見るなら、大型映画館でなく、一度はここで見たかったなぁ。
これを見られただけでも良かったです。
カフェも出来る庭も、またこてこての中国趣味。また銅鑼が聞こえそうです。
帰り道、反対側方向からの眺め。
向かいの小学校の校庭