二ヵ月半に渡って開催され先日終了した、プチパレの国芳展、
http://www.petitpalais.paris.fr/fr/expositions/fantastique-kuniyoshi-le-demon-de-lestampe
気に入って二回行きましたが、二回とも結構な人が来てました。
色々なジャンルの浮世絵がもう百花繚乱でしたが、
その中で特に気に入ったうちの一つは、女性たちの着物♪。
花魁から高貴な女性から庶民にいたる様々なジャンルの女性の絵の中の、
着物の色・柄の豊富さ、そしてその重ね方が絶妙に美しく楽しく。
その楽しさは、掛け軸の絵を飾る紐と数枚の台紙との組み合わせを見るのと
同じような楽しさに感じました。
しかし世界広しといえど、こんな素敵な文化があった国があっただだろうかと、
結構鼻高くしちゃいます。
でもこれだけ色々な色柄を重ねてプラス白い肌と真っ黒な髪が締めてるから、
全体のバランスが取れてるんだろうなと思いました。
もう一つは擬人化した猫や金魚の絵、
これがユニークでとっても面白いくて大好き。
一気に国芳ファンになりました。
こういう絵を描いた時代的な背景が説明されていましたが、
国芳本人は無類の猫好きで常に十匹もの猫をそばに置いて
描いていたそうです。
フランスのスタンランみたいです。
うまい可愛いですね♪
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