2015/01/30
2015/01/19
歴史的デモから一週間 une semaine plus tard
パリの銃撃事件から発生したフランス人の熱狂的ともいえる歴史的なデモ行進も平穏に終わり、
平常の日々が戻ってきています。
しかし以前は見られなかった場所に、迷彩服で自動小銃を持つ軍人や防弾チョッキ装備のポリスの姿が見られるようになりました。私の行動範囲内でも、5区にあるパリ最大のモスクの前や、銃撃事件のあった同じ11区のオペルカンフ通りなど散見しました。
私の住んでいるマレ地区も、ロジェ通りという、古くからのユダヤ人が住んでいてシナゴーグもある細い通り、普段はショッピングやユダヤサンドイッチを食べに来る観光客でにぎやかな通りに、自動小銃の迷彩服さんが歩いています。いずれも10日前までは見なかった光景です。
私は警察官や軍人の制服姿が大好きな「制服フェチ」で、特にフランスの軍やポリさんの制服姿は本当にかっこいいので、思いがけない場所で見ると「あっこんなところに♪♪」なんて嬉しくはあるのですが、そんな能天気な私でも、やはり複雑な気持ちになります。
デモについては、普段良い意味で個人主義が行き過ぎていると思ってたフランス人が、あんなに団結して行動したのは驚きでした。行動がとても迅速だったこと凄まじいほどで、普段と全然違う新鮮な面を知りました(褒めてるのだろうか?) 。
デモは家から近くだったので軽く見に行きましたが、大通りで前に進めなくなった段階(家出てからわずか10分)でとっとと帰ってきました。東洋人は全く見かけなくて、圧倒的に白人系の顔の人たちで、普段人種の坩堝のような環境にいるので、ちょっと異例。「私はクルドだ」とか「私はシャブリだ」とか亜流のスローガンを持つ人もいてお祭り気分。仲間で「私はシャルリだ」を囲んで記念写真撮ったりしながら歩いてました。時々「シャルリ!シャルリ!」と叫ぶ位で静かなデモ。
しかし前代未聞の人の多さ。私の家の前に戻っても、細い道のあっちの道こっちの道を大通りから溢れた人が分散してぞろぞろと途切れなく南東を目指して進んでいくのは、かなり異様でした。
あれはもうきっと二度と見られない光景だろうと思いました。
| タンプル大通り この先に共和国広場があるがここで行列がストップ。ざっと見学して家に戻った |
昨日お葬式があり、エブド社の編集長や漫画家の有名な方の葬儀の様子、ユダヤ人犠牲者のかの地での葬儀、パリ市警視庁内で大統領参列の殉職者へのオマージュの様子が報道されてましたが、そのほかの一般人は名前も何も全く報道されないのは、普段こちらでは交通事故とか災害とかで亡くなった人でも一貫してそういう報道姿勢をとっているのは分かるのですが、不思議な印象。
こんなふうにつらつらと書いてるとあれもこれもきりがない2015年の始めです。
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